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夢と感動の始まり Start of dream and impression の頭文字

  ごらんいただき、誠に
  ありがとうございます

    by combine

                   【スタート オブ ドリーム アンド インプレッション

・・・・・・・ 2011.10.01 ・・・・・・・

酸度無調整(pH3.5)のカナダ産ピートモスを入れたので、まずは土壌pHの確認。

結果は、なんの変化もなくpH7の中性。
蒔く種はベント芝なので、酸性に向くことを期待したのですが、残念。
これから日にちが経過すれば多少は下がるかな?
入れた量があまりにも少なかったか・・・・

まっ、いずれにしても播種には支障なし。



次に土壌水分の確認。
こちらは真珠岩パーライトの効果が出て、針が振り切れました。


土壌水分も問題なし。

ここまでは予定どおりです。
土壌浸透剤を散布。

新たに搬入した砂では無いので、撥水を考慮して撒きました。
撒いた直後に強めの散水で泡立たせて、土壌に染みこませました。

これでちょっと安心かな?

こちらも予定どおり。
続いて表面の均しです。

まずは、雨水の表面排水のための全体の勾配調整。
レーキで削って、トンボで砂を移動し、均してからローラー転圧。

ローラー転圧の結果を見ながら、あっちが高い、こっちが低いと・・・・
やっていると、小石や古い芝が出てくるので掃除にもなります。

全体の勾配がそれなりになったら、次は細かな修正です。
ここに凸がある、ここに凹みが・・・・

てな訳で、表面を削ったり、砂をあっちにやったりこっちにやったり。

ローラーを掛けては削って掛けては削って・・・・
とにかく時間が掛かります。

が、今やっておかないと後から大変。
平に均すのに3時間半ほどかかりましたが、ようやくOKです。

最後は、ローラー2号機で締めます。
このローラーを動かすと汗が吹き出てきます。
でも、これをやらないと播種の溝が作れません。

平らになり、これなら刈り高の設定が3.0mmでも大丈夫でしょう。
と言っても、今からまた溝を掘るんですけどね・・・・
続いて10区画の区割りに目印をして、それぞれに種の袋を置いて播種の準備完了です。
今回蒔く種はタキイ種苗鰍ウんのクリスタルブルーリンクスです。

少し風が出てきましたが、No problem
西側(写真の奥側)から1区画づつ蒔きました。

左の写真は最後の区画を蒔くところです。


播種の方法はいつもと同じで、レーキで溝を掘り、種を蒔いてから溝と直角になるようにレーキで砂を掛けました。
風で種が飛ばないように、また雨や散水で種が流れないようにローラー転圧しました。
それに、これをやらないと、もちろん低刈りができません。


ベンネット(不織布)は今回も使いません。・・・・って、使ったことがありません。
昼食を済ませて午後1時に散水開始。

10月1日の午後1時が今回のスタートになりました。
少し気温が低くなってきていますが、4日程度で発芽すると考えています。


さて、今年の気候はどうでしょうか?
昨年は厳しい残暑が続き、その後急に寒くなってしまいました。
本当に短い秋でした。

もしそれだと今年中にターフが完成しません。
ですから、今後冬に向かって穏やかに進行してもらいたいものです。

とりあえず播種が終わりました。
大雨が降りませんように・・・・鶏糞も害になりませんように・・・・
また、種は均等に広がっていますように・・・・
と、いろいろ心配が絶えませんが、何事も全てが上手くは運ばないものです。
完璧なんてありえません。そう考えれば気も楽になります。

仕事じゃないんだし、気を楽にして発芽を楽しみに待ちたいと思います。

だって、好きでやってるんだから・・・・

・・・・・・・ 2011.10.05 ・・・・・・・

10月1日(土)に播種しました。
今日は10月5日(水)、播種から4日目です。
仕事から帰ると・・・・予定どおり4日目で発芽しました。

ここ数日の朝晩は上着が無いと寒いくらいでしたが・・・・良かったです。
生まれたてで、本当に可愛なちっちゃな芽です。

明日は暖かくなりそうなので、もう少し発芽して出そろうかもしれません。
これを希望的予測と言います。

・・・・・・・ 2011.10.06 ・・・・・・・

昨日同様、帰宅して暗い中での散水を行い、その後、内臓ストロボで撮影です。

今日は木曜日、播種から5日目、初期の発芽から2日目です。
遠くで見ると全然わかりませんが、近づくと何となく青色です。(左の写真)

散水は出勤前と帰宅後の一日2回です。
今日はお天気もよく、日差しも強くて帰宅すると表面が大分乾いていました。
なので、芝は生き抜くために水を求めて根を下に伸ばした?かもしれません。

今日も希望的予測(予想)です。

もっと近づくと、昨日に比べて多くが発芽し、また一日で大きくなっています。
「順調、順調」

と、言いたいところですが、暗くて庭の全体が見えません。
ことによったら、芽が出ているところはここだけ?かもしれません。

「大丈夫、そんなことはない。全体に発芽しているはず」と勝手に解釈し、今日もビールを美味しくいただきます。

みなさん、今日も一日お仕事お疲れ様でした。

・・・・・・・ 2011.10.08 ・・・・・・・

大失敗・・・・最悪です。・・・・意気消沈・・・・
散水で種が流れて(流して)しまいました。それも広範囲・・・こんなはずでは・・・

前回の播種までは、種を蒔いた所の上を歩いての手撒き散水でしたが、踏まないほうが良いだろうと思って今回は首振りタイプのスプリンクラーにしました。
写真はスプリンクラーの向きが変わる位置。
ちょうど扇風機の首振りで、右旋回から左旋回に変わるときにしばらく止まるのと同じようにここには散水が集中しました。

流れた種はというと、下の写真に写っています。
写真の上に見える傷だらけの黒いパイプのようなものはエッジ材です。
種は砂と一緒にその下に集まって発芽しています。
手前(日向)に写っている芽は正常な状態で上に向かって伸びていますが、奥(日陰)に見えるエッジ材に付いた芽は横に向かって伸びています。
中には下に向かって伸びている芽もあります。

仕事から帰って暗い中でのスプリンクラーがいけませんでした。
明るければ状態を見て直ぐに止めることが出来ましたが、それがわからず暗い中で水を出したままにしてしまいました。
大雨による自然災害ではなく、正しく人災、自業自得です。

追い蒔き用の種はありません。本当にバカで、へたくそです。

【追記】


大失敗のあまりのショックに何もする気になりません。
気分治しにゴルフの打ちっぱなしに行きましたが気が乗らず撃沈でした。


この部分をはじめ何箇所かが火星?のようです。
寂しく・・・・むなしい・・・・
とりあえずエッジ材の下に溜まった新芽を抜いてバケツに集めました。

どうせ何の役にも立たないから。
それどころか、養分を吸い取るし、密集で病気が発生するかも・・・・
やっぱり抜いたほうが正解でしょう。・・・・たぶんですけど・・・・
昨年は、抜いた芝をピンセットで移植しましたが、今回は種の流れた面積があまりにも広く、また失敗のショックでテンションが低くそんなことをする気にもなりません。


そこで今回は蒔き芝工法にしました。

抜いた芝を適当に撒いて、硅砂を薄く掛けました。


最後に軽く散水して「あっ」っという間に終了。
手抜きで適当です。

根が出ているものや、逆に砂にもぐっているものなど本当に適当です。
撒いた芝のうちの何本かが着いてくれれば「儲けもの」って感じです。

何も無い火星のようなこの部分がはたして青くなるでしょうか?

・・・・・・・ 2011.10.09 ・・・・・・・

昨日と今日は、地区のコミュニティーの「山車の引き回し」があり、昨晩は例年どおり我が家が休憩場所でした。
入り口の芝地(高麗芝)には、子供に配るお菓子やジュースに甘酒、そして大人用のビールや日本酒、焼酎など、これらを配るためのテーブルが並びました。

でもって、今朝起きると庭に足跡がいっぱいです。
やられちゃいましたネ、子供の靴跡です。

入らないようにトラロープを張ってあったのですが無理でした。
トラロープ=立ち入り禁止は大人の概念かな?

さて、今日は播種から8日目です。
そこで朝一番、予定をしていた立枯病の予防剤をじょうろで撒きました。
殺菌剤は、昨年と同じように「バリダシン液剤5」にしました。
露取りを兼ねて、1,000倍液を1リットル/uです。

種が流れた所が見苦しいですが、散水の失敗をはじめ子供の足跡など、ページ更新の題材になって案外良いのかもしれない・・・・と言い聞かせ・・・・

・・・・・・・ 2011.10.15 ・・・・・・・

10月1日の播種から2週間、外は雨、暗いです。

エッジ材の外側の玉砂利の間から芽が出ています。

今回の播種は、自分としては丁寧に蒔いたつもりです。
しかし結果としては外側にもたくさん蒔いたようです。
ベント芝の小さな種は風で舞うので不可抗力的なところもあり、今回の播種は甘く採点して80点でしょう。
左の写真は散水で種を流してしまった数ヶ所のうちで一番広いところです。

こちらは減点60点・・・・したがって散水は40点です。

そこで今回の点数は、
播種の得点80点から散水の減点60点を引いて 20点???
それとも、播種が80点、散水が40点、平均して 60点???


どっちにしても下手なものは下手と言うことで・・・・
種が流れた所が見苦しく、お恥ずかしい限りです。

これさえなければ・・・・なんてことを今さら言ってもしょうがない・・・・
こちらは、玄関にしゃがんで撮影。

子供の目線で見れば、散水の失敗など嫌なことを忘れ、さわやかな色合いにホッとします。
100点満点・・・・なわけないか・・・・
芝は上に向かって元気にすくすくと成長しています。
元肥の鶏糞が効いているようです。
したがって追肥は徒長を招きそうなのでしばらく止めようと思っています。

当初の計画では、播種後4週間の今月29日(土)に8mmの初刈りを予定していますが、ことによったら播種3週間後の来週あたりに実施する必要があるかもしれません。
こちらは先週蒔き芝を実施した所ですが、 蒔いた芝は枯れることなく定着したようです。
ただ、上の写真の順調に伸びている芽と違い、小さくて、なおかつ上に向かって真っ直ぐには伸びていません。
蒔いた芝は、根が切れたりしているので今はまだ栄養を十分に吸収出来ないのだと思います。
蒔いた量が少なくて隙間だらけですが、何も無い火星の表面のようだったところが少し青くなり、ちょっと嬉しいです。

種を追い蒔きすれば良いんじゃない?・・・・それを言っちゃあ・・・・

・・・・・・・ 2011.10.16 ・・・・・・・

10月1日の播種から15日目です。
昨日のページに「当初の計画では、播種後4週間の今月29日(土)に8mmの初刈りを予定していますが、ことによったら播種3週間後の来週あたりに実施する必要があるかもしれません。
」と書きましたが、さらに前倒しです。

左の写真の中央の3本の芽をご覧ください。
分けつ点が高い位置に来ています。


このまま一週間待つのは非常に不安です。
さらに分けつ点が上がりそうな気がします。
とは言え、播種からまだ15日目なので芝刈りも不安です。

あと2日、3日様子を見て・・・・とできれば良いのですがサラリーマンですから・・・・

そこで二者択一・・・・あっさりと・・・・芝刈りに決定。

非常に柔らかな芽なので、台所のサラダ油と研磨粉で芝刈機の刃を綺麗にしてから芝刈りを開始。
刈り高設定12mmの芝刈りを終了。
12mmにしたのは、様子を見たかったからです。


コート種、醗酵鶏糞、パーライト、ピートモス、土壌浸透剤、それに私の愛情(これは無視)、なにより天候にも恵まれて、それらの相乗効果によって播種後15日目での初刈りとなりました。
反対側から。

この後、エッジ材付近をバリカンで刈りました。


ターフの形成はまだまだですが、とりあえずできることを一つ一つ確実に実施して行きたいと思います。

・・・・・・・ 2011.10.22 ・・・・・・・

10月1日の播種からちょうど3週間です。
芝は順調に伸びてボサボサですが、朝から空は暗くずっと雨。
今日は芝刈り出来ないだろうと思っていたら、午後2時に雨が上がり少し明るくなりました。
パソコンで気象庁のレーダー・ナウキャストの動画を見ると、ここ御前崎付近だけは2時40分まで雨はない模様。・・・・与えられた時間は30分・・・・

そこで早速、刈り高設定12mmで
雨に濡れて水滴の付いた芝を無理やりカット。
風が止んで蒸し暑く、おまけに蚊が出てきて刺されながらも何とか終了。
2時40分の芝刈り終了と同時に雨が落ちてきました。・・・・恐るべし気象庁・・・・

先週に比べると、同じ12mmのカットで刈り上がりに大差はありませんが、それでも散水で種を流した部分が多少目立たなくなってきました。
とは言え、これは12mmという長いカットと横からの目線でのことで、上から見ると悲惨です。

今回蒔いたクリスタルブルーリンクスは初期の成長が驚くほど早く、また発芽率が抜群に良いようです。(蒔き芝も順調です)
本当に今は怖いほど順調です・・・・今だけかもしれませんが・・・・

・・・・・・・ 2011.10.29 ・・・・・・・

今日(土曜日)と明日(日曜日)は、午前のみの半日休出です。

ベント芝【クリスタル】は、10月1日の播種から4週間=1ヶ月です。
この一週間も順調に伸びてボサボサです。

当初の予定では、播種後1ヶ月に8mmカット。

でも、これだけ伸びていると8mmカットはちょっと怖い・・・・軸刈りが・・・・
(ここまで伸ばすから悪い)

「今日は12mmでカットして、様子しだいで明日8mmにしようかな」と、思ったのですが明日の午後は雨マーク。


と言うことで、今日は刈り高設定8.0mmでカットしました。
無理やり=無謀ですが・・・・サラリーマンですから・・・・

と、今日も言い訳するコンバインでした。

・・・・・・・ 2011.10.30 ・・・・・・・

昨日は時間が無かったので芝刈り前と、芝刈り後の写真を掲載しました。
左の写真は、昨日の芝刈りで一気に短く刈った芝刈り中の様子です。

遠目で見ればそれなりの芝ですが、近くで見ればスカスカです。

播種は、今回もレーキで掘った溝に種を蒔く「すじ蒔き工法」でした。
ですからご覧のとおり今は凸凹です。
何たって種蒔きから1ヶ月ですからターフには程遠いです。

今は、目砂をいつ入れようかと思案中です。
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