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夢と感動の始まり Start of dream and impression の頭文字

  ごらんいただき、誠に
  ありがとうございます

    by combine

                   【スタート オブ ドリーム アンド インプレッション

・・・・・・・・2008.9.23・・・・・・・・

<2008 冬のテーマ>
「【サツキワセ】を使って、素人に「グリーン」ができるか(今後の参考のために)」

と言うわけで、とりあえずページを作りました。

<実験の目的>
将来、庭の芝地を夏芝にした場合を想定して。(来春「庭の芝地」を全面リセット予定・・・・でしたが遺跡が・・・)

<実験の理由>
やはりここ静岡の場合、ベント芝よりも「夏芝+ウィンターオーバーシード(WOS)」の方が「自然」というか、「無理が無い」と思うからです。

<想定芝>
@ティフトン419【ティフウェイ】のストロン蒔きにWOS
Aバミューダグラス【リビエラ】の播種にWOS
Bセンチピードグラス【ティフ・ブレア】の播種にWOS
Cティフトン【ティフドワーフ】の張り芝にWOS

BとCの場合は、「夏芝でパッティンググリーンができないか」と欲張って夢見ています。(できるか知りませんが)

<実験用の種>
タキイ種苗鰍ウんの、ウィンターオーバーシード(WOS)専用品種インターメディエイトライグラス【サツキワセ】です。

<実験の準備>
当初の予定では、リセット前の「庭の芝地」を利用しての実験予定でしたが、予定地の床土準備中の9月15日に遺跡を発見してしまい、それ以来庭は穴を掘ったまま手付かずの状態です。
したがって、9月20日を播種の予定日としていましたが、こちらもおのずと延期です。

「庭の芝地」での実験を断念し、「畑の芝地で」と考えましたが、昨年蒔き芝したクリーピングベントグラス【A−1】があるので(少しですけど)こちらも却下。

そこで最終的に、「入り口の芝地(高麗芝)」での実施を決定しましたが、ここは皆が車を止めるし、向きを変えます。それに最近は全然手入れをしていません。
「まっ、いいか」

と言うことで、今日(9月23日)「播種」しようと思ったのですが、すみません「中止」です。
理由は、来月10月11、12日に地区のコミュニティーの「山車引き回し」があり、家の前が休憩場所になっていて、ここ「入り口の芝地」は毎年みんなの休憩場所なのです。年によっては子供にお菓子やジュースを配るテーブルが並びます。
なので、「播種」はそれ以降でないとダメなのでした。


ここ、「入り口の芝地」(高麗芝)で実験を予定しています。

実験と言うより、「おためし」というか、まあ「お遊び」ですけど。

10月11日

夜8時、我が家の入り口に山車が来ました。
今、我が家に休憩のあいさつをしているところです。

右の明るい物は、せい火を持ったドラえもんです。
リヤカーに乗っています。
小さい子用に有志が作ったものです。

ドラえもんから向こう側が芝生です。
テーブルが並び飲み物なのどが乗ってます。

10月13日

種まきの準備です。
5mmで刈りました。
8m×1.2m=9.6u。

あれ?なんか変です。
そうです。当初の予定では5uだったのですが、何を勘違いしたのか10uだと思い込んで刈ってしまいました。
ボケてます。
こんな感じです。
レーキと熊手でサッチ取り。

この後もう一度5mmでカットしました。
続いてコアリング。

硬い。
水を撒いていないので硬いです。
それと、車が乗るので締まってます。
「根が張れるかなー」と思いつつ・・・。

出たコアは回収せず、足で踏んで細かくし、レーキで広げました。
10・10・10の肥料を元肥として100g/u撒きました。

種は、手前の4mをグリーンと仮定して160g/u蒔きました。
向こう側4mはフェアウェイと仮定し48g/uです。


播種後、種を落ち着かせるため散水し、その後ふるいを使って目土を掛けました。
濡れた目土はローラーに付くため転圧は省略して、すぐに散水しました。


どうなることでしょう。

10月14日



雨が降り、「散水しなくてよいので楽チン」と思っていたら、頭上の楠(くすのき)から雨がボトボト落ちてきて、あちらこちらに穴が開いてしまいました。

10月16日

タイヤの跡が・・・・。
これはたぶん普通車。185くらいのサイズです。
もう一箇所、軽自動車と思われるタイヤ痕もあり。

10月17日


月曜日の午後播種しました。
今日は金曜日です。
ちょうど4日で発芽しました。


10月18日


成長がとっても速いです。
昨夜は地面に近づかないとわからなかったのに、1日でこの変わりよう。

ただ、2枚上の写真のタイヤの跡がクッキリ・・・・生えてません。

実験にならないかもしれません。

「誰だ、踏んだ奴は」
(ホースを延ばしておけば踏まないだろうと思ったのですが、ホースも一緒に踏まれました)
こちらの写真は、中央付近です。

右側が、グリーンと仮定して160g/u蒔いたところで、左側がフェアウェイと仮定して48g/u蒔いたところです。
写真だと見にくいですが、別の車のタイヤ痕があります。
右上には切り替えしでできた凹みもあります。
タイヤに踏まれた所が生えていません。

10月19日


播種からちょうど一週間です。

タイヤの跡にも少し芽が出てきました。

手前側が、グリーンと仮定して160g/u蒔いたところで、奥側がフェアウェイと仮定して48g/u蒔いたところです。

10月20日


仕事から帰ってきて、成長を確認するため懐中電灯を照らすと、「何だこれは」。
足跡です。それも大人の足跡です。
懐中電灯を照らすまでは「うきうき、ニコニコ」だったのに・・・・いっきに・・・・ため息です。

生えたばかりの芝が、ミステリーサークルのようにクチャクチャに踏まれています。
それも端から端まで、8mに渡り、足の裏で芝生の感触を確かめるかのように・・・。
つい、「バカヤロー」と声が出てしまいました。

歩きたい気持ちは分かります。
興味のあるどなたかがやったのでしょう。
改めて「バカヤロー」です。

腹が立ったので、暗い中、虫除け(害虫)ガードを設置しました。
車や人に踏まれないように、一番すみに蒔いたのに・・・・。

10月22日

今日、早朝の写真です。
大人の目線での撮影です。
「気持ちい〜い」さわやかです。

実際の高麗芝は、写真で見るよりも青いのですが、【サツキワセ】のグリーンが鮮やかなので貧弱に見えてしまいます。

種まきは100点満点です。(甘〜い自己採点)
このまま、病気知らずで行ってもらいたいものです。

それにしても成長が本当に早い。
播種から9日目ですが、すでに5cmに成長。
ほんの数本ですが、気の早いやつは、分けつしています。
とは言え、全体が分けつし、芝刈りができるまでにはまだまだだと思います。


左の写真はグリーンができるのか?の実験として、160g/u蒔いたところを上から撮影。
グリーンとは、パッティングができる「遊べる庭」を想定しています。
ライグラスでグリーンができるのか?そもそも低刈りできるのでしょうか?
それと、問題は芽数です。やってみなくちゃわからない。
まっ、実験というか、お遊びですから・・・・。





こちらは、フェアウェイと仮定し48g/u蒔いたところを上から撮影。
フェアウェイと表現していますが、実際には家庭用の「見る庭」を想定しています。
<肥料について>
(施肥の停止)

ウインターオーバーシーディング(WOS)を実施する場合、ベースの芝の生長を抑制するため、WOS実施(播種)予定日の1ヶ月程度前から施肥を停止します。
そしてベースの芝の生長が緩慢若しくは停止したら実施します。

その点においては、ここ入り口の芝地は、ほったらかしだったことと、秋の彼岸をすぎた10月13日なので問題はありません。
(元肥) WOSを実施(播種)する時は、元肥を入れてはいけません。
ベースの芝の生長を促してしまうからです。
そして、元肥を入れない代わりに、芽が出て大きくなり始めたら(10日から20日)栄養が必要になるので肥料を撒きます。

私は今回元肥を入れました。
理由は、
@一般的に、WOSを実施(播種)する時は、ベース芝を10mmに刈り、かるくサッチングしますが、今回は、5mmの低刈り+強めのサッチング+コアリングの実施で、ベースの高麗芝の葉がほとんど無くなった。
A時期的に秋の彼岸をすぎた10月13日の実施なので、高麗芝の生長は鈍化である。
の2点です。

したがって元肥の投入に起因して、高麗芝が【サツキワセ】の生長に害を与えることはないと思います。
(希望的予測) 今回のWOSは、あたかもオーバーシードやインターシードによる草種変換を目的とするような手法なので、ベースの高麗芝が春(初夏)に復活するかどうかが気になるところですが、我が家の高麗芝は、私と違って根性があるので大丈夫だと考えています。

11月1日


10月13日の播種から約3週間(19日)が経過しました。
今日はインターメディエイトライグラス【サツキワセ】の初刈りです。


楠(くすのき)の落ち葉がたくさん有りますが、熊手で集めようとすると芝がねてしまうのでそのまま刈ります。
葉の長さは平均で12cm程度です。
成長の早いものは15cmを超えています。


サンスケ(三角スケール)のメモリは、左側が1/100です。
ナショナルで、刈り高40mmにセットして刈り始めましたが、刃の調整を「はがき」の厚さの紙で行うこの機械では全然切れません。
芝が固定刃に巻きついてしまいました。

そこでバロネスで実施しました。

さすがの切れ味で、固定刃に巻きつく事はありません。
左の写真は芝刈り実施後です。
芝刈り前のように綺麗なもんです。
バロネスで刈った芝です。
綺麗に刈れています。が、・・・・・・・
バロネスで刈れたのは、ほんの一部です。
前輪が棒状のバロネスは、芝をねかすので、一部しか刈れないのです。


刈り跡は、左の写真のように大部分がねただけです。
そこで、ナショナルの刃あわせをちょっと強めにし、ハンドルに付いているスイッチで回転数を上げるとなんとか刈れる様になりました。

固定刃に芝が付きますが、巻き込むことはなく、固定刃で切れています。
ねた芝を熊手で起こしながらの芝刈りです。
ただし、熊手で起こすと芝が抜けてきます。

左の写真はほんの一部です。大分抜けました。
抜けるのはグリーンと仮定して160g/u蒔いたところです。
種を多く蒔いたので、しっかり定着できないやつがあるのではないかと思います。
抜けた芝を良く見ると、上と、下の2箇所で分けつしています。
全部がそうなのかは分かりません。
また、今後どうなるのかもわかりません。

グリーンのように低刈りできるのでしょうか?
分けつ部分を確認しながら、最終25mmカットです。
12cmから25mm、成長点を飛ばしたでしょうか?

自分としては大丈夫だと思っているのですが・・・・・。


手前が、グリーンと仮定して160g/u蒔いたところで、奥側がフェアウェイと仮定して48g/u蒔いたところです。
反対側から。

多く蒔いたところは、ごちゃごちゃしていて綺麗ではありません。

少ない方がすっきりしていて綺麗です。

今日の所はそんな印象です。

11月9日


今日も落ち葉が大量です。

先週の芝刈り後の写真に比べると、鮮やかな色が復活しました。
肥料を撒いたわけではありません。葉が長く伸び、そのように見えるだけです。
それはさて置き、
左の写真でも分かるように、奥側に比べて手前側の色が薄くなっています。
実際にはもう少し、はっきりした差が出ています。
種を多く蒔いた分、肥料が必要のようです。

芝刈りして、液肥をじょうろ散布したいのですが、昨日からの雨が上がりません。

サラリーマンの泣き所です。


現在見た目で10cm位です。
「今日刈らずに来週まで置いたら、刈りにくくなるだろうなー」と思います。
夏だったら出勤前や帰宅後にできるのですが、この時期では暗い。


左の写真の中央部分は、先週の芝刈り後あまり成長していません。
ほんの少しの面積ですが、こんな所が3箇所あります。
上の写真のアップです。
写真中央より上は10cm位に伸びていますが、下側は伸びていません。

先週初刈りで、12cmを25mmにしました。
ちょうど25mm付近が成長点だったようです。
全体的には、まあ大丈夫です。

3箇所も、軸刈りではないので特に問題はないと思っています。

11月10日


ナショナルで28mmカットです。

色の違いが明確になりました。

奥側のフェアウェイと仮定して48g/u蒔いたところはそれなりですが、 手前側のグリーンと仮定して160g/u蒔いたところは色が薄くなっています。
奥側は28mmのまま、手前の4mを20mmでカットしました。
雨が、楠(くすのき)の枝からボトボトと落ちるところの穴がさらに明確になりました。

今日の時点では、これ以上の低刈りは軸刈りになりそうです。


全体に液肥(メネデール芝肥料7-5-5)の1,000倍液を1リットル/uじょうろで撒きました。

約10uなので、10リットルのじょうろで1回です。
使った原液はキャップ2/3。
「こんなんで効くんだろうか?」
いつも使っているのに、今日初めて疑問に思いました。

12月13日


特に変わった様子はありません。

ナショナルで30mmにカットしました。
その後、尿素2g/uを噴霧器で散布しました。

高麗が休眠に入り【サツキワセ】がより一層鮮やかに見えます。
なお、素人ではグリーンにはなりません。

12月31日


中央部分は、前回撒いた尿素が効いたようですが、周囲は色落ちしてきました。
雨が降らず、散水もしていないので全体的に元気がありません。

今日は、30mmでカットして、液肥(花肥料 5・10・5)の500倍液 2リットル/uと、尿素 2g/uをジョウロで散布しました。


高麗とのコントラストは、この時期ヘアウエイをオーバーシードしたゴルフコースのようです。

2009年4月19日


この時期落ち葉がすごいです。

熊手での回収も大変です。
【サツキワセ】は隠れてほとんど見えません。

雑草も生えてきているので薄めの除草剤散布を考えましたが、【サツキワセ】の衰退を見てみたいので止めました。
落ち葉回収後20mmでカットしました。

葉色は、薄いですがさわやかな色合いです。
このままもうしばらく色合いを楽しもうかと思いましたが、、落ち葉が多くて楽しめる状態ではないので、衰退させるための低刈りをすることにしました。

いわゆる、S・T(スプリング・トランジッション)です。
5mmでカット。

さて、どうなるでしょうか。

2009年4月26日


先週の5mmカットから、少し生えてきました。
今日も5mmで刈りました。

刈り跡が写真のように先週より茶色です。
もうすぐ「ご臨終」?

2009年5月16日


肥料をやっていないのに色が濃くなってきました。
どうやら高麗芝が一部出てきたようです。

実験区域外の高麗芝より発育が良いようです。
実験区域は【サツキワセ】の成長のため、播種のとき元肥、11月に液肥、そして、12月に尿素1回、液肥+尿素を1回散布したので
、その時の栄養を蓄積していたのかもしれません。


高麗芝が出てきたようなので、今日はあえてS・T(スプリング・トランジッション)の低刈りを実施せず、通常管理として全体を15mmでカットしました。

カット後固形肥料(10・10・10)を50g/u全体に撒き、雨の予報なので軽く散水しました。
高麗芝の芽吹きをよくするためです。

栃木県宇都宮市のぢゅんぢゅん師匠が4月19日に「WOSって冬も緑の芝が楽しめるだけでなく、雑草を抑制する効果もあるんだね。」と書かれています。

私も同感です。「一石二鳥」です。
それに、冬に与えた肥料で高麗芝の芽吹きも早いと来れば一席三鳥です。

そんなことを考える今日この頃。

2009年5月23日

先週、「高麗芝の芽吹きをよくするため」と思い施肥をしました。
すると、衰退し始めていた【サツキワセ】が一気に復活。
こんなはずでは・・・・(今朝の写真です。落ち葉は気にしないでくださいね)

播種した時に近い色合いです。
これはこれで綺麗なのですが、S・T(スプリング・トランジッション)の時期としては・・・

もう少し伸ばして来週あたり一気に低刈り(軸刈り)しようと思います。
衰退を目指して。

2009年6月7日


【サツキワセ】は一向に衰える気配がありません。
10〜20cmに伸びています。


肥料も効いて濃い色です。
高麗芝を含め、全体を15mmでカットしました。
その後、【サツキワセ】の部分だけ10mmでカットしました。


どうなることやら。

2009年7月4日

【サツキワセ】は一向に衰える気配がありません。
10〜20cmに伸びています。・・・・・・一月前のコメントとまったく一緒です。

ただ、密度は少し下がってきました。
また、肥料が切れたのか、あるいは陽気で衰退したのか、色も薄くなってきました。


今日は、全体を10mmでカットしました。

向こう側の48g/u蒔いた所は高麗が大分出てきましたが、手前の160g/u蒔いた所はあまり出ていません。
【サツキワセ】の密度が濃くて日が当たらないのが原因だと思います。

とは言え、一番の原因は、上の楠(くすのき)の枝だと考えています。
@枝で日陰になり、日照時間が少ないので【サツキワセ】が衰退しない
A【サツキワセ】が衰退しないので高麗が目覚めない

梅雨が明けて日差しが強くなれば何とかなるかな?

2009年8月16日

全体を10mmでカットしました。

向こう側の48g/u蒔いたところは高麗芝70%、【サツキワセ】30%くらいです。
手前側の160g/u蒔いたところは高麗芝10%、【サツキワセ】90%くらいです。
90%と言っても密度が薄く、芝刈り後は土が見えています。

楠(くすのき)で日が当たらなかったので【サツキワセ】が衰退せず、また高麗芝も目覚めずにいましたが、枝を切って日が当たるようにしたので今後に期待したいと思います。

2009年8月29日

晴天が続き、雨も降りません。
肥料を与えず、散水もしないで、栄養不足+水不足+低刈り+日当たりをよくして、「サツキワセのせん滅作戦」を実施しました。

現在サツキワセは、楠(くすのき)で日陰になる手前側に少し残っていますが、その部分を除けば100%茶色に枯れました。(除草剤を撒いたわけではありません)

高麗芝も軸刈り&水不足でダメージを受けていますが、散水すればすぐに復活すると思います。
「グリーンが造れるか実験?」と160g/u蒔いたところは、高麗10%、残り90%は裸地。
(茶色の部分が枯れたサツキワセ)

播種のとき、まるでオーバーシードあるいはインターシードのように高麗芝を削ったのが裸地の原因です。(裸地部分には雑草が生えています)
フェアウェイの想定で48g/u蒔いたところは、高麗80%、残り20%は裸地。

こちらも播種のとき、同じように高麗芝を削ったのですが、木の陰にならず日当たりがよく、サツキワセの衰退が早かったことと、薄撒きで高麗に日が当たったので、高麗が順調に目覚めたものと思います。

ただ、播種のときさすがに高麗を削りすぎ100%の復活は無理でした。

中間部分はこんな感じです。


以上で今回の実験は終わりにしたいと思います。

【まとめ】

今年は梅雨明けが8月になりました。
したがってS・T(スプリング・トランジッション)についてはあいまいな結果となってしまいました。
しかしそのことを除けば、今回の実験で「私にもウィンターオーバーシード(WOS)ができそう」という結論が出ました。
まだまだ楽観的なものですが・・・・
将来こづかいが減って、今ほど殺菌剤が買えなくなったら、庭はベント芝に代わり、高麗、姫高麗あるいはティフトンやバミューダグラスになるかもしれません。
そのときは【WOS】したいと思います。


<メモ>
・メーカーの説明では「9月上旬から中旬に播種」と書いてあるが、10月中旬の播種でよい
(ただし、この一月遅れがS・T(スプリング・トランジッション)の時の衰退に影響するのかどうかは不明)
・播種の時は、ベースの芝を削らないようにする(サッチング後に10〜15mm程度にカット)
・10月撒きの場合は、元肥を入れても問題ない(高麗芝の生長は鈍化)
・発芽の時、少しくらい車や人に踏まれても特に問題ない
・パッテンググリーンを造ることはできない
・たくさん蒔くと色落ちが早い(30〜40g/uでよいような感じ)
・たくさん蒔くと芝刈機が回らない
・たくさん蒔くと定着できない芽が多く出る
・たくさん蒔くとごちゃごちゃして綺麗ではない(少しのほうがすっきりして綺麗)
・たくさん蒔くと春にベース芝に日が当たらず復活(ST)が遅くなる
・播種から2週間で一回目の刈り込みをする(長くなり過ぎると刈りにくい)
・最初の頃はたくさん抜けるが気にしない
・青色を保持するため、それなりに肥料が必要

以上、おしまい。

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