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夢と感動の始まり Start of dream and impression の頭文字


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by combine

                   【スタート オブ ドリーム アンド インプレッション


陸上自衛隊富士学校の概要
203mm自走りゅう弾砲 「サンダーボルト」


 富士学校(ふじがっこう)は東名高速道路御殿場インターチェンジから国道138号を北(河口湖方面)に進んだ小山町須走にあります。

 富士学校は昭和29年に、群馬県相馬原の特車(戦車)教育隊、福岡県久留米の普通科学校、そして千葉県習志野の特科学校の3つを合わせた総合学校として開校されました。

 現在富士学校長をトップに、総務部、管理部、普通科部、特科部、機甲科部、富士教導団、部隊訓練評価隊(北富士駐屯地)で組織されています。またその中の富士教導団は、富士教導団本部、富士教導団本部付隊、普通科教導連隊(滝ケ原駐屯地)、特科教導隊、戦車教導隊、偵察教導隊、教育支援施設隊(滝ケ原駐屯地)で組織されています。

 ここに入校するのは、防衛大学校及び一般大学を卒業した幹部候補学生、高等学校を卒業後2ないし3年以上の一般曹候補学生及び陸曹候補士から陸曹に昇級し幹部候補学生になった者、中学校卒業後陸士、陸曹候補生を経て陸曹になり幹部候補学生になった者等です。

 研修内容は官職により、幹部特修課程(3佐=旧軍階級少佐、1尉=大尉)、幹部上級課程(1尉=大尉、2尉=中尉)、幹部初級課程(3尉=少尉)、幹部特技課程、3尉候補者課程、陸曹特技課程に区分されます。したがって、全国に配置された陸上自衛隊各部隊の幹部の多くがここで学んでいるのです。

 教育訓練では、命令下達、戦闘指導により、野外戦闘訓練、渡渉訓練、小銃訓練、偵察訓練、レンジャー訓練等が実施されています。

 訓練に使用される主な装備品は、90式戦車(通称キュウマル)、74式戦車(ナナヨン)、89式装甲戦闘車(ライトタイガー)、155mm自走榴弾砲(ロングノーズ)、96式装輪装甲車(クーガー)、偵察警戒車(ブラックアイ)、多連装ロケットシステム(マルス)、96式多目的誘導弾システム(96マルチ)、88式地対艦誘導弾(シーバスター)、軽装甲機動車(ライトアーマー)、その他、施設作業車、高機動車、73式小型トラック等があります。

 また、毎年夏に「富士学校富士駐屯地開設記念行事」が開催されます。隊員数、装備品数等本州で最大のイベントです。式典で車両、隊員が整然と並んだ様は圧巻です。式典の最後は観閲行進で、続いて模擬戦が行われます。模擬戦は総合火力演習の規模を小さくしたようなもので、「実弾」ではなく「空砲」です。しかし、ヘリコプター(OH−1)やオートバイによる敵陣偵察、90式戦車や74式戦車が地響きを発てうなりをあげて走り回り、203mm及び155mm榴弾砲の発射音が轟きます。
平成19年度
 富士学校・富士駐屯地 開設記念行事

   
<その1>  <その2>
 平成19年7月22日(曇り一時晴れ)
 8時チョット過ぎに到着。駐車場からシャトルバスです。今回は会場西側の一番奥に行きました。大分人がいますがほんの一部(一人分づつくらい)最前列が開いていたのですぐに場所取りです。3人で行きましたが、全員ばらばらに座りました。
 雲が低く空挺部隊の自由降下は中止になりました。 
平成18年度
 富士学校・富士駐屯地 開設記念行事

 平成18年7月23日(晴後曇時々雨後霧)
 曇り空の中、8時に到着しました。日頃の行いが良いのでしょう、しだいに雲が晴れ富士山が頂上までくっきり見えてきました。周りの人たちもニコニコです。ところがどっこい場所取りをして待つこと2時間余り、式典が始まるころには雨が降り始めました。雨中の「ながーい」式典が終わり観閲行進が始まりました。すると今度は霧が発生。お楽しみの模擬戦闘の始まるころは「真っ白」。開始を遅らせ始まりましたが5分ほどで中断。74式戦車と155mm及び203mm榴弾砲の射撃音はすれども姿は見えず。少したって再開したと思いきやまたすぐ中断。結局中止になりました。 

平成17年度
 富士学校・富士駐屯地開設記念行事

 平成17年7月17日(曇り後一時雨)
 現着が遅くなり式典終了(部隊解散 乗車 観閲行進)に何とか間に合いました。昨年は一般用ひな壇から見学しましたが、今年は南東の松の木の下に何とかもぐりこみました。
平成16年度
 富士学校・富士駐屯地 開設記念行事

 平成16年7月18日(晴)
 開設50周年記念行事に行ってきました。
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