SDI  

夢と感動の始まり Start of dream and impression の頭文字

  ごらんいただき、誠に
  ありがとうございます

    by combine

                   【スタート オブ ドリーム アンド インプレッション

・・・・・・・ 2010.02.08 ・・・・・・・

いつもご覧いただきありがとうございます。

週末の金曜日は、年一回行なわれる仲間の懇親会があり参加しました。
また土日は、先輩たちと岐阜県各務原(かかみがはら)市にある「航空自衛隊岐阜基地」隣の『航空宇宙科学博物館』に行ってきました。
なので芝のメンテナンスはありません。

写真が無いのも寂しいので、昨年、姪が子供を連れて遊びに来たときの写真を2枚。

【今思うこと】
先月来の我が家の芝の写真をご覧になられた方は「水不足ではないか」と思われたと思います。
私もそう思っています。
現在は休日のみの週一程度の散水です。(今週は遊びに行って、それすらやっていません)

雨が少ないときは一週間に2〜3回の散水が必要だと思っています。
「冬芝、特にベント芝は水を欲しがる。ましてや砂の土壌。更に改良材も乏しいし・・・」そう思っています。
もっと散水したい・・・・・ですが・・・・
・朝は庭の散水ホースが凍って水が出ない
・夜の散水は霜柱の原因になる
・昼間は仕事で散水できない
これが実状です。
天気の良い日は、仕事中、散水したくてたまりません。

解決策は、
・散水後にホースの水をしっかりと抜く
・ホースがワンタッチで外れるようにして屋内に収納する
・布、ダンボール等を被せる
・ホースの一部を土に埋める
・その他、霜柱を恐れずに夜散水する
など、やろうと思えばやれるのですが、気が乗らず、結局はいつもの「まっ、いいか」と・・・
心の隅で「凍らない日があるだろ」、「雨が降るだろう」と思っているから。
こんなことではダメですね。
と思いながらも「今週は暖かくなる予報」なので散水できるでしょう・・・・たぶん・・・先延ばしでいい加減・・・・
「明日は雨の予報」・・・・他力本願・・・・

なんとなく芝に集中できない今日この頃です。

ですが、今日は仕事から帰り、今8時です。
西の空が少し曇ってきましたが、星は出ています。
予報どおり雨になると思いながらも、庭ではスプリンクラーが散水中です。

これは昨年の夏の写真です。

姪の子供と私。
私は下半身のみ参加です。

この子はボールを投げるのが大好きです。

また、この色が
【A−1】の色だと思います。

・・・・・・・ 2010.02.13 ・・・・・・・

雨が上がった午後から芝遊び。

今日は、キンボシ君(ゴールデンスター ローンコーム LCA-260RW)で浅めのサッチング。

寒い時期で、先月入れた肥料が効いているかどうか明確ではありませんが・・・・
つまり、芝への負担が大きいかな?と思いながら・・・・

堆積したサッチの除去と同時に、これから生まれてくる赤ちゃん芝のための隙間作りです。
今のままでは芽がでるところ(隙間)がないと思って・・・・

なので、縦、横2方向から実施しました。


キンボシ君で凸凹になりました。
写真で縦横実施が確認できます?
ナショナルの5mm設定で、回収&起きた芝のカットです。
東西に実施。

この頃から日が出て暖かくなってきました。
続いてバロネス4.5mm設定で東西、南北にカット。

とは言っても、凸凹で綺麗には刈れません。
芝刈機は凸凹に「ガタガタ」と振動が起きています。

ゆっくりしていたら、日が傾き芝刈機の影がさらに伸びてきました。

この後エッジをバリカンで刈って、バキュームして本日の芝遊びは終了。

今日も楽しく遊べました。

・・・・・・・ 2010.02.14 ・・・・・・・

霜が融けるのを待って昨日の続きを開始。

最初に、芝を乾かすのと、芽立てを兼ねてブラッシング。
芝はすぐに乾いたので、まず東西に4.5mmカット。
写真は、東西カット終了後。

その後もう一度ブラシを掛けて、今度は南北にカット。

昨日のサッチング&今日の芽立てカットで大分綺麗になりました。




カット後、鹿沼グリーンSBを手で撒きました。
今回、砂と一緒に撒かなかったのは、できるだけ下に入れたかったので。
昨日のサッチングの穴に入れ、上に砂がかぶさるようにと。


量販店の格安堆肥は、今年は使いません。
これで今年は菌糸やキノコが減りますように・・・・
もどき君(サンド・スプレッダーもどき)登場。

砂は勿論、いつもの東海サンド鰍ウんの「遠州硅砂」です。

やっぱりこれが良いです。

ただ、もどき君に砂を入れたら「あれ?」、「まっ、いいか」
てなわけで、一部量販店で購入し残っていた5号硅砂を撒いちゃいました。
目砂入れ終了。
もどき君の活躍で「あっ」と言うまです。

たくさん使ったように見えますが、薄く入れているのでこれで100kg弱です。


エッジ材付近の端は、もどき君の右or左の片方半分側にだけ砂を入れ、狭い範囲に撒いています。

ただ、エアタイヤの片方を、石の上を転がすので凸凹(ガタガタ)で均一には撒けず、砂の多い所と少ないところができてしまいます。
その後、ブラシで砂を広げながら、軽くすり込みました。

次に、ブラシにマット君(目砂すり込み用マット)を付けて引っ張りました。
この時点で、粒の小さな「遠州硅砂」は芝の間にしっかりと入っています。
「ローラー転圧は必要ない」と思いながらも、ちょっと転がしました。

この後、固形肥料を20g/u撒いて散水して終了。

昨日の午前中に雨が降らなければ昨日1日で終えたのですが、まっ仕方がないですね。

芝生のおもちゃがたくさんあって、今日も楽しく遊べました。
おもちゃの数が少ないとすぐに飽きてしまうので・・・・ね。

・・・・・・・ 2010.02.20 ・・・・・・・

今日は「スライシング」の実施です。

春の更新作業については、「まっ、いいか」と横着にも特別実施をする気がなかったのですが、先日、リンクの許可をいただいている神奈川県のウィンパパ師匠から掲示板に書き込みをいただき、掲示板上でやり取りをしている間に、「スライシングをやりたい」と「ふつふつ」と闘志が湧いてきました。
ってこれ、昨日、一昨日のことなのですが・・・・

ウィンパパ師匠に実施のための「切っ掛け」と言うか「勇気」と言うか「気力」と言うか「パワー」をいただきました。
師匠ありがとうございました。
これぞ正に『芝生ワールド』です。

今週は中盤まで不順な天候で、「庭は降雨で柔らかなはず」ということで早速、今日実施と相成りました。
『思い立ったが吉日』です。
「庭はスライシングでもう少し良くなるのではないか」という期待、気休め、自己満足で実施です。
「一週間早いかな」とは思いますが、先週撒いた鹿沼グリーンSBが雨で浮いてきているのと、目砂も落ち着いていないのでローラーを掛けたい。
そこで「ついでにやっちゃえ」です。

@芝密度の向上
A根切りによる発根の促進
B表面排水の浸透性向上あるいは改善
C芝床の透水性の向上あるいは改善
D通気性の向上
E芝床を柔らかくする これらの期待を込めて・・・・

スライシングの機械は持っていないので、ターフカッターで人力作業。
手抜きの幅広です。
それに笑っちゃうほど曲がっています。
心が歪んでいるわけじゃないですよ。
考え事をしながらやると曲がるんです。
良いじゃないですか、ね、楽しけりゃ。

この後、ブラシを掛けて、ローラー転圧して散水。
今日はこれでおしまい。
スライシングも、やってみれば案外楽しいもんです。

3月初めには新芽が出て、これがゼブラ模様を出してくれる。(と、思っています)
「まっ、一週間早くても良いでしょう」

<昨年3月7日、薄っすらとゼブラ模様>

・・・・・・・ 2010.02.21 ・・・・・・・

今日もウィンパパ師匠からの、掲示板への書き込みを切っ掛けに実施。
内容はPH測定。(写真の下側の数値)
なんと7.2くらいです。
場所によって多少差がありますが 6.9 〜7.2 でした。

これが色落ちの原因だったのかもしれません。
師匠今日もありがとうございました。
「さっ、どうするべぇ〜な」・・・・・対策を考えてみます。

タキイ種苗鰍ウんのページ

・・・・・・・ 2010.02.23 ・・・・・・・

今日は、写真がありません。ごめんなさい。

我が家の芝床、pH7について、ここ数日自分なりに検討してみました。

@しばらく様子をみる(消極的ですね)
Aブルーベリー用の、酸度調整を兼ねたpH4.5程度の肥料を撒いてみる(入手しやすいし、これは良いかも)
BpH降下剤や酸度調整剤と呼ばれる専用のものを撒く(入手が面倒?量が多いものもある)
Cその他、何かないか探す(粉状ピートモスなど・・・・これが楽しい)

pHを下げるには、硫酸や硫酸アンモニア、硫酸第一鉄、硫黄華(硫黄の結晶=粉)などを撒けば良いと書かれていますが、造成の時ならまだしも、現状の芝生の上に撒くのはちょっと怖いし、また量もわからず、素人にはなかなか難しい。
また、芝の上に撒くのだから、液体、粉末、あるいは小さな粒であることが絶対条件です。

pH調整には酸を撒けばよいわけで、検索でpH調整剤のクエン酸溶液(10リットル入り)なども見つけましたが、400倍希釈にすると4,000リットルできるわけで、1リットル/u 散布の計算で 80u×50回分と量が多いので今回はパスします。
したがって金額も調べませんでした。(ただし、将来買うことになるかも・・・ね)

そこで今回購入するのは、クエン酸はクエン酸でも梅干の調味液を再利用した、クエン酸、アミノ酸、酢酸、ミネラルの入った、とってもエコな商品で『植物活性液』として販売されている「クエンサンくん」です。
掃除にも使えるようなので、「たぶん弱酸性だ」と勝手に決め付けました。

「クエンサンくん」は、実証テストで「芝に効果があった」とされています。
私はそこに、クエン酸の「有機化合物」としての効果というよりも、むしろ「酸」による土壌pHの降下作用が働いて芝が活性化したのではないかと感じたのです。
そこでさっそく販売店に電話をすると「pHまでは測っていない」とのこと。残念。
(でも、電話の応対は男性も女性も優しくてとっても感じ良かったですよ)

「ならば私がやってみよう」と、久しぶりに実験の虫が脳裏をよぎるわけで・・・・
それに「尿酸値の高い私にも効きそう」って感じもするわけで・・・・

「クエンサンくん」は液体だし、芝への散布も特に不安がないので「これは良さそうだ」と思いました。

いずれにしても「下手の考え休むに似たり」かな?
とも思いますが、弱酸性、あるいは弱弱酸性、はたまた弱弱弱酸性の効果があると私は信じています。
pHが下がったら、販売店「株式会社紀州バイオ」さんに電話しちゃおっかな。
これは「捕らぬ狸の皮算用」ですね。
ただ、そのくらい私は期待をしているのです。

本来なら庭の一部で実験をするところですが、今の時期は根が伸びる時期、またもうすぐ新芽も出るはず。
時間もないので「ぶっつけ本番」で実施します。
はたして「酸」としての働きがあるか否か・・・

先ほど、「ポチッ」っとしちゃいました。土曜日のメンテに間に合うかな?


・・・・・・・ 2010.02.26 ・・・・・・・

【気になること】

今日も写真無しの独り言。
写真の無いページって面白くないですよね。
わかっています。なので、ごめんなさい。

pHの記述を調べていると、気になることが書かれていました。
「硫酸アンモニアや硫酸第一鉄などは、水との化学反応でpHを下げる。
ただし、残った酸がアルカリ分と化学反応をおこして塩類を生成し、塩類過多によって植物に悪影響が出る場合がある。
(電気伝導度=EC値の上昇)」とのこと。

そう言えば、活城生科研さんのページの、土壌pH降下剤(ガッテンペーハー)の使い方に、EC値が高い(0.7〜1.0)砂土壌の場合は「使用しない」とありました。
でも私は、我が家のEC値を知らないし、EC測定器も持っていません。
って言うか、そもそも電気伝導度(EC)ってものがよくわかりません。

「たかが芝生」「されど芝生」・・・・・奥が深いですねぇ。改めて感じました。

「クエンサンくん」はどうなんでしょうか?

また、もう一点気になるのは「塩分」、つまり芝への塩害です。
なんたって「梅干の調味液を再利用した商品」ですから・・・・

それはさて置き、通販の「クエンサンくん」が届きました。
火曜日の夜にネットで注文、水曜日発送、昨日(木曜日)に届きました。
株式会社紀州バイオ」さん、迅速な対応ありがとうございました。



【もう一つの?】

土壌のpHって?
土壌のpHって、限りなく水のpHですよね。ね。ね。
特に水を撒いた直後の測定ではそうなるはず。
その後、水が芝床で化学反応を起こしてpHが変化する?
そうすると、撒いてからどれくらい経過した時点で土壌のpHとするべきか?

我が家の測定器は、土壌が濡れていないと測れません。
乾いた砂のpHは測れません。(砂自体のpHは東海サンド鰍ウんのカタログでわかります)

なので測定前に芝に水を撒くわけですが、水によって土壌pHの数値が変わるわけで・・・
芝の根はこの水に触れているし、またこれを吸うわけなので、水のpHが土壌のpHにイコールではないにしても、それに近いですよね。

何を言いたいのかわからなくなった・・・・混乱・・・・

つまり、土壌のpHを6.5にしたかったら、pH6.5の水を撒けばよいのか?

酸は水と反応してpHを下げるとのこと。
そうだとすると、「酸が入った」pH6.5の水を撒けば、土壌pHは6.5よりも、もっと下がる?


水でpH値が変わった時に様子。


・・・・・・・ 2010.02.27 ・・・・・・・

心配した雨は、朝方止みました。
今日は暖かく、4月の陽気です。

昨日のページのとおり、私の頭は錯乱状態です。

さて、元気を出して「クエンサンくん」の紹介です。
原液の色はご覧のとおりです。(写真中央。左は単なる水です)
「クエンサンくん」は、炭焼き小屋の臭いがします。
木酢液の臭いといった方がわかりやすいでしょうか。
土壌水分計/土壌酸度計 サーモ902でpHを計測しました。

「クエンサンくん」の、原液のpHは、4.7でした。

ただし、サーモ902は「土壌」の水分と酸度を測るもの、
正確かどうかはわかりませんが・・・・・


薄く撒いて、少しずつ芝床のpHが下がればいいなと思っています。
また、肥料入りにしなかったのは、窒素分をあまり入れたくなかったので。
カップはそれぞれ1リットルです。

左は、井戸水です。

真ん中は、「クエンサンくん」の500倍液です。(2cc×500倍)

右は、「クエンサンくん」の1,000倍液です。(1cc×1,000倍)
左のカップから順にpHを測りました。

まず井戸水のpHは 6.7でした。
次に「クエンサンくん」の500倍液です。

「えっ?ちょっと待て」・・・・pH 3.3?
切り替えスイッチを「酸度計測」ではなく「水分計測」に間違えたか?
いえ大丈夫、そんなことはありません。pH測定です。
(写真を拡大して見てください。スイッチはpH側になっています)


私は、「クエンサンくん」の原液のpH4.7を、井戸水のpH 6.7で500倍にしたら、「たぶん水のpHの6.7に近い数値になる」と思っていました。
なんたって500倍ですよ。これには本当驚きました。
水で薄めたのに、原液よりpHが下がっています。それも極端に。
これは、昨日のページに書いた「酸は水と反応してpHを下げる」そのものです。

いや、本当に驚きました。
500倍液を庭に撒くのが恐ろしくなりました。大丈夫なのでしょうが・・・・

次に1,000倍液を計測。
pHは4.8です。
こちらも驚きです。だって原液は1ccですよ。たったの。

先日23日のページに、「酸による土壌pHの降下作用が働いて、芝が活性化したのではないかと感じた」と書きましたが、あながち間違いではないかも・・・・
でも、私は芝床での化学反応でpHが下がると思っていました。

さて、我が家は砂床なので、とりあえず今日は、液肥散布器を使って1,000倍液を7回撒きました。
芝地を7等分して、目印をつけて区画ごとに散布。
「クエンサンくん」をボトルの25ccの線まで入れ、水でボトルを満タン(535cc)にします。
535cc÷25cc=21.4倍希釈
ダイヤル 6の 45倍で散布、21.4倍×45倍=963倍≒1,000倍
1回の散布量は、24リットル(535cc×45倍)、散布時間6分
7回の散布量は、168リットル(24リットル×7回)、散布時間42分
単位散布量は、2.1リットル/u(168リットル÷80u)
原液使用量は、175cc(25cc×7回)
原液の金額は、180円(1,029円/リットル×0.175リットル)


実にエコです。
気になるのは、「クエンサンくん」の塩分濃度はいかがなものか?です。
戻る   前へ   上へ   次へ