#03 探索開始

怪しい学校、邪藩工業学校周辺を探索する二人。
冷静な魔架に対して突っ走りぎみな優華の迷(?)コンビは…

魔架:じゃ、ボチボチ探索に入ろうかしら。
優華:了解!すちゃっ!(何かを取り出す)
魔架:優華、その物々しい器具は・・・何?
優華:魔架の研究室の倉庫から持ってきたの!なんか探索機械っぽかったし。
魔架:確かに正解だけど…使えるかしらね・・・;・・・スイッチ入れても動かないし、無駄だったわね。
優華:こういうのはこうすると動くもんなんた・・・(ばこっ!)
ヴゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・
優華:ほら!動いた動いた!魔架!なんか反応してるよ!
魔架:どれどれ・・・・・・ちょっと貸しなさい。・・・確かに反応している・・・。こっちね。(すたすた)
優華:ちょっと魔架ぁ!先導権は私の物よっ!
魔架:意味わかんないわよ;さっさと付いて来なさい。

しばらくして反応元が近づいてきた。
好奇心を駆り立てられた魔架の足は気持ち以上に早くなる。
魔架:近いわね・・・。・・・あれは!優華!ストップ!ってあら?居ない・・・;
振り向く魔架の耳にあまりいい予感のしない声が聞こえてくる。
どどどどどどどどど・・・(走る音)
優華:魔ぁ架ぁぁぁぁぁっ!って、ぅわあぁ!
魔架:ちょっ・・・;;;
どっしぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!!
優華:いたた・・・もぅ!魔架!止まるなら止まるって・・・あれ?あのこっち向いてるポケモンは・・・。今朝のニュースの!?
魔架:痛た・・・。せっかく陰に隠れて観察できたのに・・・。・・・警戒心を持った目ね。こっちに敵対心を持ってるわ。
人工ポケモン:ぴぴぴぴ・・・っ・・・敵?敵?
魔架:何かしら・・・戦う必要があるみたいね。
優華:魔架!あのポケモン何なの!?
魔架:・・・ヘルツ。人工ポケモンのヘルツ・・・。

次へ

前へ

もどる