#10 イザコザ

先ほど出会った少年少女、火鈴レンガ(コリン レンガ)、隼 龍哉(ハヤブサ タツヤ)、鷹鳶コウジ(タカトビコウジ)に案内され、一行はとある教室の前に来ていた。

レンガ:ここ。
魔架:本当にここなの?
レンガ:あぁ、ここのはずだぜ…
優華:本当にここぉ〜?
架恋:私のイメージと違いますわ
?A:ここだと思うのならば入ってみてはいかが?
?B:ちょっと姉キ!しらない人に何言うのさ
みつき:君達は?
亜李沙(?A):私は亜李沙です。
亜椅李(?B):あたしは亜椅李

今度現れたのは2人の少女。
片方は鈴村 亜椅李(スズムラアイリ)、もう片方は鈴村 亜李紗(スズムラ アリサ)。
この2人はどうやら双子らしい。

魔架:あなたたちはどうしてここに?
亜椅李:…
亜李紗:私達も会議に出るの。
亜椅李:そう。で、ここだと思うなら入ってみたらどう?
夢々:じゃあ入ろうよっ。みつきっ。

ガラガラガラ
そこは真っ暗な普通の教室だった。
優華:きゃあぁ〜!真っ暗だよぅっ!!
魔架:上条さんが責任持って安全かどうか見てきて下さいね?
架恋:そうですわ。あなたが行くべきですわ。
モモ:みつき、頑張れ〜!
みつき:・・・・・・おい;
魔架は不気味な笑い方をし、みつきを教室の中へと入れた。
しばらくしてみつきが出てきた。
みつき:特に怪しい物は無かったな。
レンガ:おい。俺達の学園に怪しい物があるとでも言いたいのか?
龍哉:ケンカは止めとけ。レンガ。
みつき:もし怪しい物があったらどうするんだ?
モモ:2人は放っておいてさ、中に入ろうよ。
魔架:(放っておいていいのかしら・・・)
優華:(放っておいたらずっとやってるんじゃないのかなぁ?)
架恋:(別に私は疲れたから早く中に入りたいのよ。だから放っておいても良いですのよ)
龍哉:(まぁレンガのことだからすぐに片付くと思うけどな・・)
コウジ:(俺は放っておかない方が良いと思うんだが・・)
七海:ねぇ皆、早く入ろうよ。他に人がいるんだとしたら、あんまり待たせない方が良いと思うんだけど・・。
魔架:そうよね。入りましょうか。

こうして皆、会議場に入っていった。

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