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夢と感動の始まり Start of dream and impression の頭文字

  ごらんいただき、誠に
  ありがとうございます

    by combine

                   【スタート オブ ドリーム アンド インプレッション

・・・・・・・ 2009.12.19 ・・・・・・・

先週は、大阪に行っていたのでページの更新ができませんでした。
というよりも、家にいなかったので芝刈りや散水などの芝遊びができませんでした。
御来場の皆様「ゴメンナサイ」でした。

今日は、先日購入した【液肥散布器:名称「液肥混入器362」】の初陣です。
「心も満タンに」のテレビCMでお馴染みの、「コスモ石油」さんのALAちゃん(アラちゃん)を葉面散布します。
使うALAちゃんは、今年の6月『夏に負けるな大作戦』のテーマの基、『ベント芝が苦手な「暑い夏」を乗り切るために』のサブタイトルを掲げ、その第三作戦(暗号名:ジャンプ)『作戦名称:深く根を張ろうぜ作戦』の実施のために購入使用した、「ALA」入り「ペンタガーデンPRO(プロ) 」350ミリリットル入り3,150円の残りです。

ここで「ペンタガーデン」のおさらい。
ペンタガーデンPRO(プロ)は、
@ALA(天然アミノ酸)の入った家庭園芸用の液体肥料
A日照が少ない環境下で有効
BALAを与えると葉緑素が増え葉の緑色が濃くなる・・・葉の緑色は健康の証
C光合成によって糖が作られ、浸透圧が高まり耐寒性が向上する
D肥料成分は6・10・4
E希釈率は1,000倍
以上「コスモ石油」さんのページからの抜粋です。

田舎者の私は、メーカーの宣伝文句に誘われて・・・・・
中でもAの「日照が少ない環境・・・」は、実際には室内を想定しての表現だと思いますが、私は「冬の曇り空が多い日々に有効」と勝手に解釈しています。
またCの「耐寒性向上」、このことばの響きって、今からの時期、皆さん気になりません?

そうは言っても実際問題、効果が明確に現れるとは正直思っていませんが、まあそこはそれ「撒く本人の自己満足」ということで・・・

今日は葉面散布なので、0.5リットル/uの予定です。
原液50ccを水で4倍に薄めて、ボトルに200ccの希釈液を作ります。
その4倍液をダイヤル 1(250倍)=4倍液×250倍=1,000倍で撒きます。
散布量は0.2リットル(200cc)×250倍=50リットルです。
計算では、50リットル÷80u=0.625リットル/uと、予定の0.5リットル/uより少し多目です。

仮に40リットルを80u=0.5リットル/uの計算をしたところで、実際には0.5リットル/uより多く撒くところと少ないところができます。
そこで、私は考え方として、計算上で0.625リットル/uと多目にすることによって、実際に撒いたとき、0.5リットル/uより多く撒くところが増えるというよりも、逆に『0.5リットル/uに満たない部分が減る』と考えての実施です。
それと、ついでにビオラにも掛けたいので・・・

先日の実験で「液肥散布器」から出る水の量は、5分間で20リットルでした。毎分4リットルの計算です。
なので計算上、液肥散布にかかる時間は、50リットル÷4分=12分30秒です。

さて、どうなるでしょうか?

2週間ぶりの芝遊びです。

まずは芝刈り。
刈高設定 4.5mmで縦横にカットしました。


(下は私の影です。今年一番の冷え込みに、帽子・マスク・手袋・防寒ジャンパーと、完全防備・・・まん丸です)
今日のベント芝【A-1】の様子。

葉幅の確認のため、久しぶりにコンベックス登場。
写っているメモリは17cm〜20cmです。

写真右側の薄い茶色は、爪楊枝です。
これまた葉幅の比較に置いてみました。

アップにすると芽数が少ないのと、目砂不足が目立ちます。
お待たせしました、ここからが今日のメインです。

まず、ペンタガーデンをボトルに50cc入れました。

「ペンタガーデンPRO(プロ) 」は、350cc入り 3,150円なので、たったこれだけで450円もします。

「え〜っ?」自分でも驚きました。
その原液50ccを、水で4倍に薄めて、ボトルに200ccの希釈液を作りました。

ちょっと水を入れすぎ220ccになってしまいましたが、そこはご愛嬌で・・・・
予定通りに、その4倍液をダイヤル 1 (250倍)=4倍液×250倍=1,000倍を「靴べらノズル」で撒きましたが・・・・・・・・・・・・・

本当に我慢強く撒きました・・・・
あきれるほど・・・・はっきり言ってバカです。
8分も我慢していました。
希釈液は全然減っていません。

1分間で4リットル。

8分間で撒いた32リットルは単なる水でした。

こんなはずでは・・・・・そこでダイヤル2(125倍)にメモリを変更。

またまた我慢です。
25分後に150cc減って残り50ccになりました。


25分で100リットル出たはず。
なので100÷(0.15÷4)=2,666倍液散布?


いったい何なんだ?

「これじゃあ、使い物にならない」
答えは、取説にありました。
水圧が2.8kg以下の場合、ダイヤル 1(250倍)と 2(125倍)は使えないそうです。

使っている蛇口の静水圧は2.8以上あると思うのですが、ホースが長いので動水圧が、たぶん2.8以下なのだと思います。

残念です。が、使えないのはダイヤル 1と 2。
なので100%使えないわけではなく、ダイヤル3(85倍)〜ダイヤル10(25倍)は使えるはず。


そこで、残った50ccを希釈して500ccにしました。
50ccはすでに4倍液なので、原液は12.5ccです。
なのでボトルは現在40倍液です。


ダイヤル 5(50倍)で実験です。
40倍×50倍=2,000倍になってしまいますが、ダイヤル5(50倍)の確認をします。

0.5リットル(500cc)×50倍=25リットル
25リットル÷4リットル/分=6分15秒・・・で空になる?

実際には7分36秒で空になりました。
まっ、良いんじゃないでしょうか。

【まとめ】

我が家の現在のホースでは、ダイヤル 1(250倍)と 2(125倍)は使えません。
ダイヤル 3(85倍)と、ダイヤル 4(65倍)は、おバカな私では計算が難しい。
また、ダイヤル 6以降では希釈が濃すぎる。
なので、今後は今日と同じ、ダイヤル 5(50倍)を使いたいと思います。

ペンタガーデンや薄めのメネデールは、1,000倍希釈です。
1,000倍希釈の場合は、原液25cc → 水で500cc(20倍) → ダイヤル 5(50倍)で撒く=20倍×50倍=1,000倍。
メネデールの通常散布は、500倍です。
500倍希釈の場合は、原液50cc → 水で500cc(10倍) → ダイヤル 5(50倍)で撒く=10倍×50倍=500倍。


尿素 2g/uの場合は、80u×2g/u=160gです。
倍の 4g/uの場合は、80u×4g/u=320gです。

(次回、固形の尿素がどれだけの水量で融けるか確かめる必要があります。)

計算上、ボトルの500ccが空になるのは、ダイヤル 5(50倍)なので、0.5リットル×50倍=25リットル撒いた時。
したがって1回散布の場合は、、25リットル÷80u=0.3リットル/uの散布量です。
葉面散布が目的で、葉を濡らすのにはちょうど良いかもしれません。
特に寒い時期、根からの吸収ができない芝生では、無駄にならず、また余分な肥料で土壌を汚す心配もありません。

また、1回の散布に要する時間は計算上で 6分15秒、実際には 7.5分でした。
1分間で4リットルの水が出るので、7.5分×4リットル=30リットルです。
したがって我が家のホースの場合、実際の希釈は、1,000倍希釈が、30リットル÷25cc=1,200倍に、500倍希釈の場合は、30リットル÷50cc=600倍になります。
濃い肥料の散布になるよりは、良いかもしれません。

次に 1回の散布時間 7.5分についてですが、準備と片付けを入れても10〜15分程度だと思います。
忙しい時には助かります。
とはいえ、早ければ良いというものでもありません。たとえば「1分間で80uに撒く」のは至難の業です。
その点からすれば 7.5分あるので、80uに撒く場合、あわてる必要もなく、また 500ccのボトルの減り具合を見ながら、100ccあたり、芝地の約4分の1を目安に撒けばよいので気楽に散布できます。
したがって 7.5分は、程よい時間かもしれません。

最後に、今回はシャワーノズルではなく、「靴べら型ノズル」を使用しました。
散布量が、1uあたり1リットル以上ならシャワーノズルが良いと思いますが、今回のように葉面を濡らす程度であれば、「それなりに飛んで」、「それなりに広がる」靴べら型ノズルが便利です。
1uあたりにある程度の量を撒く予定で購入した私は、最初「靴べら型ノズル」は気に入りませんでした。
しかし、あまりにも水が出ない液肥散布機を目のあたりにして、「量を撒くのはジョウロ」、「これは葉面散布用」と割り切った時点で、「シャワーノズルは不用」、「靴べら型しか使えない」と考えが変わりました。
と同時に、葉面散布用として、「これはこれで使える」と確信しました。

今日は予定が狂い「薄い液肥の散布」になってしまいましたが、肥料原液からすれば、予定していた「芝地にペンタガーデン50cc」を撒いたので、今日のところは「良し」としたいと思います。

今日も芝生で楽しく遊べました。

もし、このページを最後まで全部読まれた方がいらっしゃいましたら、大変お疲れ様でございました。
冷蔵庫からビールでも出して飲んでくださいね。
【おしまい】

・・・・・・・ 2009.12.23 ・・・・・・・

先日「液肥混入器362」について、1,000倍稀釈の設定は1,200倍に、500倍の場合は600倍になる・・・・・「濃い肥料の散布になるよりは、良いかもしれません。」と記載しました。また、「今後はダイヤル 5(50倍)を使いたいと思います。」とも。
でも、今ひとつしっくりとしません。それはダイヤル 5は50倍じゃないわけで・・・・・

いい加減なことが大嫌いで、本来几帳面な私は、キッチリとしていなければ我慢できません。1,000倍は1,000倍であるべきだ。と・・・
(嘘、嘘、大嘘です。いつも「まっ、いいか」とアバウトがモットーです。※仕事は違いますよ〜)

そこで、【液肥散布器:名称「液肥混入器362」】再測定。
取説では、ダイヤル 5 は50倍稀釈、ダイヤル 6は 40倍稀釈です。が・・・・・
先日12月19日の実験で、我が家のホースにつけてダイヤル 5で散布したとき、ボトルの500ccが終わるのに7.5分かかりました。
また、12月5日の実験で「液肥混入器362」から出る水量は、20リットル/5分、つまり4リットル/分をすでに確認済みです。
したがって、7.5分×4リットル/分=30リットルなので、30リットル÷0.5リットル=60倍。
結果、我が家の今のホースの場合ダイヤル 5 は60倍稀釈でした。

そこで、もしかしたら取説のダイヤル 6(40倍)は、我が家の場合 50倍稀釈にならないだろうか?と思ったわけで・・・・
12月5日にダイヤル 6 (40倍)を試していますが、ボトルの500ccが終わる最終時間を確認していません。
なので今日、再測定です。
500cc×50倍=25リットル、25リットル÷4リットル/分=6分15秒なら50倍稀釈です。
さて、どうでしょうか?


今日も刈高設定4.5mmで刈りました。
刈り量は写真のとおりです。

季節柄、全体としては少量ですが、これはちっちゃな刈り葉が集合したもので、粒の数では大量です。
拡大写真のバケット奥あたりをご覧いただければお分かりになるかと・・・・

下の写真は、ダイヤルの設定 6です。
手前の丸い突起物がダイヤル設定の目印。
ボトルには、水が500cc入っています。

別の容器で25ccと500ccを計量し、今後のためにマジックでボトルに線を書きました。
下手な線ですが、「まっ、いいか」

計測の結果は、5分38秒=5.63分でした。
5.63分×4リットル/分=22.52リットル
結果、22.52リットル÷0.5リットル=45倍でした。
我が家では、ダイヤル 6は 45倍稀釈です。

ボトルの20倍希釈液×45倍=900倍液散布、
同じく10倍稀釈液×45倍=450倍液散布になります。
ダイヤルによる正確な 1,000倍、500倍は無理でした。

結果として、正確に撒くのには、最初にボトルに作る希釈液の倍率を変える必要があることが確認できました。

結論:そもそも【液肥散布器】での散布、そこまでする必要がありますか?
私は、ダイヤル 5 or 6 で「それなりに散布」したいと思います。
今日もご覧いただきありがとうございました。

・・・・・・・ 2009.12.26 ・・・・・・・

今日も【前置きあり】のページです。
前置きの内容は単なる独り言です。すみません。

ベント芝【A-1】は部分的に葉色が薄くなっています。
先週19日に「ペンタガーデン」を液肥散布器で撒きましたが、上手く使えず非常に「薄〜い」液肥散布になってしまいました。
ただ、「薄〜い」液肥であったとしても予定していた、原液50cc÷80u=0.6cc/uを芝に撒いたことには違いありません。
なので先日23日「2度目のペンタガーデン散布」を実施するか否か迷いましたが、結局、商品説明の「7日〜10日に一度与える」を考慮し「撒きすぎ」を懸念して散布は自粛しました。
そこで一週間経過した今日、2度目の散布です。

ところで、前回のページで「結論:そもそも【液肥散布器】での散布、そこまでする必要がありますか?」と、手抜きで、かつ、薄い液肥の散布に正確な希釈を求める必要は無いだろうと結論付けしました。が・・・・
優柔不断な私は、「でも、もう少しなんとかならないかな?」と・・・・
これには、ペンタガーデンの使用説明に 『◎使用上のご注意点 ・正確に計量してください。』 とあるわけで・・・・

そんなことが頭をよぎり・・・・
昨日帰宅後、液肥散布器「液肥混入器362」のボトルにはいったい何cc入るだろうか?と、ふと思いました。
「ボトルの満タンは何cc?」

ボトルに水を100%入れてしまうと、本体と接続するときにストレーナ付きの吸引パイプの堆積であふれてしまうので、それを確認してボトルのネック下側までの水量。
まず最初にボトルの350ccの線まで水を入れ、これを別に用意した容器に移しました。
次に同じように200ccまで水を入れ同じ容器に移しました。これで容器の中は550cc。
これをボトルに注ぎました。
ネックまで入れたところ入りきらず容器に少し残りました。
その残った水を計量スプーンで計測、15ccでした。ボトルの容量は535ccです。
ただしこれはボトルの線、及び我が家の計量スプーンでの測定、どこまで正確か疑問もありますが・・・・

これまでの実験結果を参考に、ペンタガーデンをボトルの25ccの線まで入れ、水でボトルが満タンになるまで薄めます。
ボトルの満タンは535cc、535cc÷25cc=21.4倍希釈で、これをダイヤル 6の 45倍で散布すれば、21.4倍×45倍=963倍、概ね1,000倍です。
また、今後メネデールなどを500倍で撒くときは、原液をボトルの50ccの線まで入れ、ボトルが満タンになる535ccまで薄めて、同じくダイヤル 6の 45倍で散布します。535cc÷50cc=10.7倍、10.7倍×45倍=482倍希釈、ほぼ500倍です。

どちらの場合も、撒く量は535cc×45倍=24リットル、散水時間は24リットル÷4リットル/分=6分です。
準備+散布+片付けで、10分程度でできそうです。
また1uあたりの散布量は、24リットル÷80u=0.3リットル/uです。

ここ半月ほど、頭の中が「もやもや」していましたが、ようやく最終の結論が出ました。
それは、10.7倍希釈とか、21.4倍希釈、はたまた45倍で散布などという難しいことを「バカな頭」で考えず、ようは、1,000倍は原液25cc、500倍は50cc、「あとは水でボトルをいっぱいにして撒くだけ」と覚えます。
また1回の散布は6分、たくさん撒きたきゃ回数を増やす。ただそれだけです。

以上で終結、「すっきり」しました。
この冬は、寒くてもいつも以上に楽しく乗り切れる。?
結論を出すのに大変時間が掛かりました。本当に「バカ丸出し」ですね。
皆様、年末の大変御多忙の中、こんな「おバカ」にお付き合いをいただき誠にありがとうございました。


朝方は小雨でした。
そこでその間、年末年始用に床屋に行ってきました。

帰る頃には雨も上がり、水切りしてから芝刈りをしました。
今日の水切りはブラシです。水切りと同時に芽立てをしたかったので。

この頃には一時薄日も差して来ました。
刈高設定は、今日も4.5mmです。
拡大写真だと芝色が悪い所が目立ちます。

施肥不足なのですが・・・・
一番の原因は4.5mmカットです。綺麗な青い葉を刈ってしまっています。
10mm程度で刈ればもっと青くて綺麗でしょう。バカですね。

目砂不足や多少サッチの感もありますが、今はやりません。

写真右奥に、「みかん」がたくさん写っています。静岡らしいでしょ。
ボトルには、満タンのペンタガーデン25ccの希釈液 535ccです。
ダイヤルは勿論 6の 45倍です。

実際の散布時間は計算どおり1回 6分でした。今日は2回散布しました。
2回散布しましたが、楽チンで、体内時計的には「あっ」という間でした。
ただ問題は、これで芝が青くなるかどうかです。

正直あまりにも楽珍すぎて、ジョウロで葉面液肥「バーディーラッシュN」を撒きたくなってしまいました。勿論我慢しました。

なんか物足りない・・・・そう思う私は「やっぱりバカ」ですね。
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