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夢と感動の始まり Start of dream and impression の頭文字

  ごらんいただき、誠に
  ありがとうございます

    by combine

                   【スタート オブ ドリーム アンド インプレッション

・・・・・・・ 2009.09.05 ・・・・・・・

状況は一進一退というか、ひたすら直射日光に耐えている感じです。
涼しくなったとはいえ、最低気温が23〜24度、最高気温は30度前後です。
雨はまったく降りません。
ベント芝にはまだまだ苦難の日々です。


そんな中、またまた病害発生。
黄色の斑点(1枚目の写真)
「イエロータフト」という病気は寒い時期とのこと。
とすればこれは「ピシウム性黄化スポット」でしょう。
今後の様子次第で殺菌剤を撒かなくては・・・・今日はパス(様子見)

今日もまずは露払い。
芝が乾くまで時間があるのでバリカンで周囲のエッジ材付近を刈りました。
刈った芝はバキュームで吸い取りました。

芝が乾いてから全体を5mmで縦横にカット。


藻が数箇所発生しました(2枚目の写真の黒点)
水はけは良いのですが・・・・
よほどの過灌水だったのでしょう。


そこで今日は久しぶりにスパイキングを実施。
もし芝床に良くないガスがあればガス抜き、そうでなければ酸素補給です。
それと穴に堆肥が入ることを期待して・・・・
ただ、過去にスパイキングの数日後に芝が枯れた経験があるので、十分に散水しなければと思います。
が、過灌水の文字が頭をよぎります。
ベント芝の散水は本当難しい・・・・・

左の写真の黒点は、スパイキングで開いた穴です。

芝も凸凹になりました。

ガス抜き&酸素補給で、2時間ほどそのままにしておきました。

続いて今日は堆肥の投入です。
使うのは「鹿沼グリーンSB」
(詳細は下記をご覧ください)

一袋で、
25リットル÷80u=0.31リットル/u とちょうど良い量です。

最後にブラシですり込んでからローラー転圧。
芝へのストレスを最小限にするため、どちらも一往復です。


今日も楽しく遊べました。

<耐暑性について>
一般的にベント芝は「気温が20度以下になると活性化する」と聞いたことがあります。
だとすればあと一月頑張ればなんとかなるでしょう。

と思いながら・・・・

雨も降らず毎日暑い日が続いています。
そんな中でも【A-1】は、明らかに新芽が出てきています。

【A-1】は「耐暑性に優れている」と言われています。
私はこのことを「夏でも枯れにくい」と単純に思い【A-1】をチョイスしました。
しかし最近、どうもそれだけではないような気がします。

と言うのは、最低気温が25度もある8月下旬から新芽が出て来ているからです。
つまり、「耐暑性に優れている」とは、「気温が高くても活動できる」ということではないかと思うのです。

一般のベント芝も【A-1】も、夏の暑さにひたすら耐え、耐え切れなくなった時には同じように枯れると思います。
(【A-1】の方が、枯れ始めが多少遅いとは思いますが・・・・)
違いは、その後の復活が「暑い時期からでも始まる」のか、それとも「涼しくなるまで無理」なのかと言うことです。
わかってもらえます?
なので、一般的なベント芝は「気温が20度以下になると活性化する」のかもしれませんが、【A-1】の場合は「もうすでに活性化している」のかもしれません。



<堆肥について>
先月8月22日のページにも書きましたが、今年は殺菌剤をたくさん撒きました。
第一の原因は「量販店の格安堆肥が悪かった」と思っています。
勿論そればかりが原因ではないと思いますが、菌糸やきのこなどの原因の大部分を占めていると思います。

「もう堆肥は止めようかな」とも思ったのですが、過去に聞いた「堆肥に勝るものなし」の言葉が頭から離れません。
(それがあって以前から堆肥を使用しているわけですが・・・・)

そこで今回、
千葉県のTaka師匠(6月22日の記事)兵庫県のボビッチ師匠(5月4日最下段)をはじめ、多くの方々が愛用されている、栃木県の鹿沼化成工業株式会社さんの「鹿沼グリーンSB」(土壌改良型バクテリア資材 25L入 2,100円)を購入しました。

非常に高価ですが、もし今より殺菌剤が減るのであれば、薬品代&散布手間を考慮してトータル的に安価なのかもしれません。
それより何より、今年のように菌糸や病気が出なければ芝も綺麗でいるわけで、第一頭を悩ましたり、落ち込んだりすることがなくなり精神的にも楽になると思います。
サラリーマンが殺菌剤を撒くことができるのは基本的に休みの日です。
もしかするとその日雨が降るかもしれません。
そう考えれば安価というより結果的に激安なのかもしれません。
期待しすぎでしょうか。

いずれにしても結果は数年後?かもしれませんが・・・・
というわけでこの堆肥は以前から非常に気になり購入したいと思っていたのですが、いざ購入となると「近所の量販店が手軽」なので今まで購入しませんでした。

購入理由は、「これこそ完熟堆肥」と思えるからです。
また、放線菌も含まれているようですのでその部分にも目が止まります。
使用料は0.3L/uと書かれています。

私が使用する本来の目的は土壌改良なので、サッチングの時に目砂と一緒に撒きたいと思います。
速効を期待するのではなく今後のために・・・
ただ、今はまだ時期的に早いと思うのと、実際砂の手持ちがないのでそれは今後実施するとして、今日は、N=0.6%、P=0.5%、K=0.3%、Mg=0.2%相当の肥料分に期待して、極薄の肥料散布的に単体で撒いてみました。
残暑の時期にはちょうどよい薄めの肥料と自分勝手に考えています。

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