#05 優華の失踪と代表会議

−部室−

魔架:ねぇ、優華は?
部員A:優華ちゃん?来てないけど・・・??
魔架:そう、ありがとう(えぇ!?まさか優華・・逃げたときに、何処かへ・・・?あの子のことだからあれは効きすぎたんだ・・)

ガサ・・・・そのとき部室の隅から音が聞こえた。

魔架:・・・・最後にもう一度聞くけど、本当に優華は迷子なのかしら?
魔架は、満面の笑みでもう一度聞いた。
部員A:ぇ・・・えと・・・ごめんなさい、そこにいるの。
部員は迷った末に答えた。
魔架:そう、ありがとう。
魔架はもう一度笑んで、音の方向へ向かった。
すると、先程とはまったく逆の表情で言った。
魔架:さぁ、優華。観念してでてきなさい。
優華:バレた!!!
ガサという音をもう一度たてて優華が飛び出してきた。
優華:もぅ、魔架がからかうからだよぉっ!
魔架:だから、私を騙そうと・・・・?
優華:違うって・・・・!騙してないよぅ!
魔架:・・・・へぇ・・・・?
すると、わざと話題を逸らすように急いで言った。
優華:そういえばっ!あのポケモンの話でっ!各校代表会議があるんだって!!!
魔架:・・・・ぇ?
優華は、魔架が思っていたよりも真剣に問い返してきたのでしめたと思い更に続けた。
優華:そうそう!各高校が代表出し合って、会議するんだって!!!さっき、校長が直々に、君たちも出てくれるかい?って来たよ!
魔架:この学校からも私達以外に代表は出る・・・・・?
優華:出るって言ってたよぅ!!!
魔架:・・・・・行きましょうか・・・・・。

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