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夢と感動の始まり Start of dream and impression の頭文字

  ごらんいただき、誠に
  ありがとうございます

    by combine

                   【スタート オブ ドリーム アンド インプレッション


・・・・・・・ 2008.08.23 ・・・・・・・

平成20年度富士総合火力演習

昨年は、演習場に向かって左からA〜Eまで5つのひな壇(スタンド席)でしたが、今年は1つ増えてA〜Fまでの合計6つありました。
私たち一般者の入場券の色は青色(青券)です。
昨年は最終日(本日=ほんび)に見学。青券の場合、一番右側のEスタンドまたは前面シート席が指定でした。
つまり、早く来れば青券でもひな壇に座ることができました。
今回の見学は前日の土曜日。Eスタンドは緑券、Fスタンドは茶券、青券は前面シートのみの指定でした。
結局ひな壇には座れませんでした。残念。

係りの隊員に誘導された場所はシート席右側最前列。やっぱり早く来てよかった。
私の目の前には視界をさえぎるものは何もありません。すばらしい視界です。
昨年のように前に座った人の頭を撮ることもありません。加えて戦車射撃の直近後方です。うれしいー。
ただ、右側過ぎて会場広場中央が見えません。したがって、迫撃砲等の射撃を見ることができません。
かといって最前列でも、もう少し左側に寄ると立ち入り禁止のトラロープのほかに、水路転落防止のロープが2本あって非常に邪魔。
そういった意味では最高の場所です。とりあえずゆっくり試射の見学です。

昨年まで、左側に1台だったモニター車(オーロラビジョン)が、今年は1台増えて左右に配置されていました。

私の位置からは、会場広場中央の様子は直接見えませんが、この車の映像で確認することができました。

他にも、直接見ることのできない映像や、肉眼では見えない的中等のアップ映像、各種説明等、非常に良かったと思います。

前段演習開始。

手前に見えている99式自走155mmりゅう弾砲(ロングノーズ)2門の向こう側の、砲だけ少し見えている203mm自走りゅう弾砲(サンダーボルト=)が射撃。

砲弾が撮れました。



試射の時は、射撃位置には着いたものの視界が悪く、標的となる二段山、三段山が見えず、スピーカーからは「目標確認できず」・・・「打ち方待て」との無線交信が流れ、結局りゅう弾砲の試射はありませんでした。

89式装甲戦闘車(ライトタイガー)が79式対舟艇対戦車誘導弾を発射。

総火演では初めての公開。


300m先の「黄の台」に設置された標的。

最初は左右とも、右側のような白い的が付いていました。

左側は射撃が命中。

拍手が起こりました。

撃ったのはこの隊員。

手にしているのはM24 対人狙撃銃。

アメリカ レミントン社製ボルトアクションライフル。

軽装甲機動車「ライトアーマー」から01式軽対戦車誘導弾を低伸弾道モードで発射。


赤外線画像誘導の撃ち放し式で、戦車の上面を攻撃するダイブモード(トップアタック)と低伸弾道モード(ダイレクトヒット)を使い分ける事ができる。

対戦車ヘリコプターAH-1S(コブラ)の3銃身20mm機関砲。

同じく対戦車ヘリコプターAH-1S(コブラ)が対戦車ミサイルTOW(トウ)?を発射。
90式戦車(キュウマル)の120mm滑腔砲。




この後予定されていた空挺降下は雨天中止。


ここで前段演習終了。
後段演習開始までの間、音楽隊と礼砲(105mmりゅう弾砲)とのコラボレーション。


これも総火演では新しい演目。





(左に寄るとロープが邪魔になる)
74式戦車(ナナヨン)の105mm戦車砲。

74式戦車(ナナヨン)の向こう側の92式地雷原処理車が、地雷原処理用ロケットの発射。
数珠つなぎになった爆薬が、縦一列になって地雷原上に落下し爆発する。
90式戦車(キュウマル)の120mm滑腔砲。

砲弾が撮れました。
同じく90式戦車(キュウマル)の120mm滑腔砲。

こちらは、走りながらの射撃。



(邪魔になるロープの始まり)
そのまま前進し、次の射撃。

AH-64D 「アパッチ」

今年も射撃は無かった。

最後はいつものとおり煙幕弾発射。


今年も無事終了。




永遠に「演習」でありますように。
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